自然環境保護・生物多様性の保全に向けた取組み

自然環境保護・生物多様性の保全に向けた取組み

当社は、森林や水資源などの自然資本が提供する生態系サービスの恩恵を受けながら、事業活動を行なっています。その生態系サービスの基盤である生物多様性の重要性を認識し、その保全と持続可能な利用に向けた取組みを事業活動の一部と捉え、さまざまな活動を行なっています。

「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」

人々の暮らしを支え、豊かな恵みをもたらす日本の森林を未来世代につないでいくため、「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」として、Jリーグとの協働で森林を再生・保全する取組みを行なっています。協働にあたっては、2023年7月に「Jリーグ気候アクションパートナー」契約を締結しています。まずは神奈川県と山梨県の2か所で開始し、今後、活動地域を広げていく予定です。

気候変動問題の解決に貢献し、それと同時にJクラブのホームタウンをハブとして地域活性に貢献することを目標とする「Jリーグ気候アクション」に共感したパートナー(企業・団体)。Jリーグと「Jリーグ気候アクションパートナー」とが連携し、Jリーグ・Jクラブが行なう気候アクションの推進や、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容への寄与を目指す

「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」のこれまでの活動については、以下のリンク先をご覧ください。
明治安田 |「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」の活動 (meijiyasuda.co.jp)

●「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」のロードマップ

「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」のロードマップ

環境教育の実施

「環境保全・気候変動への対応」においては、豊かな自然環境を守り、次世代に引き継いでいくことに加え、持続可能な社会の創り手を育成していくことも大切であるとの認識のもと、こども向けの環境教育にも取り組んでおります。

具体的な活動については、以下のリンク先をご覧ください。
明治安田 |環境教育(meijiyasuda.co.jp)

生物多様性にかかる展示

当社は、2022年度から独立行政法人国立科学博物館の地球規模環境に関する研究活動を支援しております。同館の調査の成果を紹介する展示を実施することにより、生物多様性の重要性などについて伝える活動を行なっています。

生物多様性にかかる展示

オフィスビルの緑化

全国にある当社所有のビル12棟の屋上、計5,910平方メートルを緑化しています。屋上緑化は、ヒートアイランド現象を緩和するとともに、断熱効果によってビルの空調に使うエネルギーを減らすことができます。また、生物の生息空間の創出など、生物多様性の保全にも有効です。

明治安田生命ビル・明治生命館

明治安田生命ビル・明治生命館

明治安田生命大阪御堂筋ビル

明治安田生命大阪御堂筋ビル

明治安田生命神戸ビル

明治安田生命神戸ビル

明治安田生命新東陽町ビル

明治安田生命新東陽町ビル

明治生命館の屋上緑化

明治生命館の屋上緑化

従業員による自然保護・環境保全ボランティア

従業員による自然保護・環境保全ボランティア

プラスチックの排出抑制、再資源化等の取組み

プラスチックは、身の回りで幅広く利用されている一方、自然界に流出すると、海洋汚染や生態系への影響を及ぼすことから、世界的な課題となっています。こうしたなか、当社では、プラスチックの使用・廃棄について、以下の考え方で取組みを推進していきます。

●明治安田のプラスチック抑制・再資源化の考え方

当社は、生物多様性の保全に向け

  • 1.事業活動における、プラスチック製品の使用を抑制します。
  • 2.プラスチックの再資源化に寄与する取組みを推進します。

●事業活動における、プラスチック製品の使用抑制取組み

  • LIMEX素材ファイルへの切り替え
  • 契約時にお客さまにおわたしするプラスチックファイル素材を環境に配慮したLIMEX素材へ切り替え、実績として、従来使用したものと比較し2023年度は約56.8トンのプラスチック素材の削減に貢献しました。
  • 紙製ファイルへの移行推進
  • お客さまにご提案書をお届けする際などに使用するクリアファイルをプラスチック製からリサイクル可能な紙製へ移行を推進し、実績として、2023年度紙ファイル利用により15.5トンのプラスチック資源の代替に貢献しました。
事業活動における、プラスチック製品の使用抑制取組み

●プラスチックの再資源化に寄与する取組み

  • 環境配慮型什器の導入
  • プラスチックの再資源化や従業員の環境保全に対する意識の醸成に向けた取組みとして、リサイクルペットボトルや海洋プラスチックごみ再生樹脂を使用したオフィスチェア等の環境配慮型什器の導入にも取り組んでいます。
    2022年度から、海洋プラスチックごみ再生樹脂を使用したオフィスチェアを導入し、約1.3トンの海洋プラスチックごみの回収・再資源化に貢献しました。
プラスチックの再資源化に寄与する取組み

印刷物の環境配慮対応

お客さま向け資料などの各種印刷物について、紙の使用削減や生分解性に優れた植物油インキの使用など、環境に配慮した取組みを推進しています。

使用量削減に関する取組みの一例として、当社では2023年4月から、お客さま専用サイト「MYほけんページ」に登録いただいているお客さまのうち、取扱いに同意いただいたお客さまに対する一部の郵送物の送付を停止し、代わりに「MYほけんページ」上で内容をご確認いただく「郵送停止のお手続き」を導入いたしました。

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OA用紙使用量および印刷物の削減

社内横断的な文書共有と情報交換のための「電子文書管理システム(e-ファイリング)」を積極的に活用するとともに、モニターやプロジェクターの使用によるオンライン会議やパソコンの機能を活用して、紙を使用しない打合せ・会議運営を推進しています。また、本社組織ごとのOA用紙削減状況を適宜開示するとともに、印刷物を含む部門ごとの印刷費を把握したうえで、計画的な削減を行なう等、環境意識の向上と取組みの促進を図っています。